ポートについて理解する
RLMライセンスサーバーがファイアウォールの内側にある場合、ファイアウォール外のクライアントマシンがHDR Light Studioライセンスをチェックアウトできるように、いくつかのTCP/IPポートのブロックを解除する必要があります。
デフォルトでは、RLM はメインの RLM サービスにポート 5053 を使用し、ISV(ライトマップ)サービスには動的に選択されるポートを使用します。これらのデフォルトポートは、ライセンスファイルを編集してから、RLMとISVの両方のライセンスサーバーを再起動することで変更することができます。
以下のライセンス ファイルでは、RLM はポート 5059 を使用し、ISV lightmap サーバはポート 62645 を使用しています。
HOST acme_server b8e856458582 5059
ISV lightmap port=62645
LICENSE lightmap hdrlightstudio 2014.0306 permanent 5 hostid=ANY share=uh
start=06-mar-2014 customer=A-000000003 issued=14-mar-2014 replace
options=4b397bc914c156025f4e5b5960e74441410ba0ea73716f1c4a1e571b73395836
disable="TerminalServer VM" _ck=202228fefb sig="302D02145AD0D8A948E
E52F3D762C92A0CE34449878B33BD021500C73A903258B3A1C1F54B2DB3FD5BD317
7E5B93E6"
HOST行は、メインのRLMライセンスサービスが使用するポートを指定します。デフォルトでは(ポートを指定しない場合)、このポートは5053ですが、5059に変更しました。サーバでポート番号を変更した場合、クライアントの環境変数またはライセンスファイルでこの変更を反映させる必要があります。例えば、クライアントライセンスファイルには、次のように記述します。
HOST acme_server b8e856458582 5059
または、クライアントが環境変数によって接続する場合は、次のようになります。
lightmap_LICENSE=5059@hostname