Light Looksの使用例

ルックは何に使用できますか？

様々なライティングの見た目を試す

Light Looksを使用すると、同じショットにまったく異なるライティングの雰囲気やスタイルを作り出すことができます。これらはすべて同じHDR Light Studioプロジェクトに保存されます。そのため、ご自身もしくはクライアントがお好みのルックを選択して、それを選択してシーンの最終的なライティングを作成したり、さらに微調整したりすることが簡単にできます。以前は、複数のHDR Light Studioプロジェクトを保存して読み込む必要がありましたが、これははるかに遅く、また、それらすべてのライティングデザインがホストの3Dソフトウェアのプロジェクトに保存されないことを意味します。

VREDで表示されるライティングスタイル（アニメーションGIF）

Lighting Iterationsの保存

時間の経過とともにライティングデザインが進化するにつれて、ライティングプロジェクトの履歴であるイテレーションを保存します。そして、以前のバージョンと現在のバージョンを簡単に比較して、ライティングが良い方向に進んでいるかどうかを判断することができます。

以前のバージョンに簡単に戻ることができ、そこから続行することも可能です。

VREDを使用したLighting Iterations（アニメーションGIF）

カメラごとのライティング

単一のHDR Light Studioプロジェクト内で、カメラビューごとにライティングデザインを設定することができるようになりました。そのため、ホストの3Dソフトウェア内でカメラごとに複数のシーンファイルを保存する必要はなくなりました。

VREDで表示したカメラごとのライティング（アニメーションGIF)

子のルックを使用して、共通のベースのルックを調整する

ライティングする製品があり、その製品には様々なカラーバリエーションがあるとします。ライティングの土台としてベースのライティングの「ルック」を設定します。次に、配色毎のライティングを補強するために子のルックを作成します。つまり、共通のベースの上に異なるライトを追加していきます。これにより、共通のテーマを持つライティングデザインの一式ができあがります。

VREDで表示したベースのライティングの編集（アニメーションGIF）

次回: Light Looksのユーザーインターフェースを見てみましょう