E_Cache

EddyのチャンネルセットをOpenVDBファイルフォーマットで書き込み、タイムラインをスクラブするときに以前に保存したキャッシュを読み戻します。OpenVDBファイルフォーマットに関しましては、こちら(英語)をご覧下さい。

使い方

このノードを使用して、例えば、Eddyのシミュレーションからファイルにフレームをキャッシュすることができます。これにより、後でレンダリングに使用したり、他のシミュレーションとの連携にデータを使用することができるようになります。シーケンスをキャッシュに出力するには、ノードのWriteCacheボタンを押して、必要なフレームの範囲を選択し、「OK」を押します。

インタラクティブなワークフローも可能になります。シミュレーションがキャッシュされている場合に、現在シミュレーションしている時間よりも前のフレームを表示しようとしたとき、このノードは、以前保存したキャッシュを読み込みます。E_Cacheノードがない場合は、E_Elementシミュレーションの出力内容は、タイムライン上のカレントフレームに関係なく、常に最後にシミュレーションされたフレームになります。

インプット/アウトプット

接続

ClassType

数値

説明

channelSet

EddyChannelSet

1

ファイルにキャッシュするチャンネルを含んだEddyのチャンネルセット。

出力内容

EddyChannelSet

1

このノードの入力内容と同じEddyのチャンネル、または、前のフレームが要求されている場合は以前キャッシュしたチャンネルセット。

コントロール

パラメータ

説明

Nuke Auto Cache Path

True/False

チャンネルセットデータのNukeの自動キャッシュを有効にします。

File Name

Filename

キャッシュの書き込み先となるNukeスタイルのファイル名(パスを含む)

Channel Information

複数選択リスト

入力されたチャンネルセットにある使用可能なすべてのチャンネルのリスト。選択されたチャンネルはキャッシュに書き込まれます。Channel Setのウィジェットを参照してください。

Overwrite

True/False

キャッシュノードが既存のファイルを上書きすることができるかどうかを制御します。

Use Write Range

True/False

有効にすると、キャッシュノードは、Start Frame End Frame間の区間のみフレームを書き込みます。

Write Range Start Frame

-inf…inf

キャッシュする最初のフレーム。

Write Range End Frame

-inf…inf

キャッシュする最後のフレーム。

ご注意

キャッシュファイルを自動的に列挙するには、「#」の記号を使用します。myfile.#.vdbは、myfile.1.vdb, myfile.2.vdbなどのファイルになり、myfile.####.vdbは、myfile.0001.vdb, myfile.0002.vdbなどのファイルになります。

Eddyキャッシュノードによりスパースの煙のシミュレーションをディスクにキャッシュする