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例として、Mergeノードを考えてみます。ノードは、作成時に未定義のValueTypeを持っています。スカラーのEddyチャンネルが接続されている場合、Mergeノードは、そのMode Parameterに適合する操作のみを表示し、アウトプットのValueTypeはスカラーになります。この段階で、ノードは、ノードの存続期間中は変更できないチャンネルのValueTypeを保持します。このような「ロックされた」モディファイアの出力するタイプを変更するには、新しいモディファイアを作成し、ロックされたモディファイアと置き換える必要があります。
アンカー | ||||
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E_Component
ベクトルのx, y, z成分を表す3つのインプットのスカラーチャンネルからベクトルチャンネルを構築します。インプットに成分が接続されていない場合、その成分の値はゼロと見なされます。
使い方
このノードは、例えば、シミュレーションのガイドフォースとして使用するために、3つのスカラーチャンネルを1つのベクトルチャンネル内に手動でまとめたい場合に便利です。
逆の演算(つまり、ベクトルチャンネルの成分をスカラーのフィールドとして抽出する場合)については、E_Mathノードを参照してください。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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fieldX | EddyChannel (scalar) | 0-1 | このノードにより作成されるベクトルチャンネルのx成分。 |
fieldY | EddyChannel (scalar) | 0-1 | このノードにより作成されるベクトルチャンネルのy成分。 |
fieldZ | EddyChannel (scalar) | 0-1 | このノードにより作成されるベクトルチャンネルのz成分。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel (vector) | 1 | 3つの入力チャンネルから構築されたEddyのベクトルチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Transform Type | リスト | このベクトルフィールドが変換されるときの挙動を指定します。ベクトルチャンネルのトランスフォームを参照してください。 |
スカラーチャンネルからベクトルチャンネルを構築する |
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アンカー | ||||
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E_Distort
ディスプレイスメントを表すベクトルチャンネルを通して入力チャンネルを変形させます。
使い方
このノードは、例えばボックスやスフィアのようなシンプルな形状のプリミティブをより複雑な形状に変形させることができます。
情報 | ||
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このノードのアウトプットのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
情報 | ||
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Trace Stepsを1に設定したTraceモードを使用することは、そのままディスプレイスメントさせたものと同等です。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | 変形を適用するEddyのチャンネル。 |
offset_field | EddyChannel (vector) | 1 | 変形を表すEddyのベクトルチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 入力されたチャンネルの変形バージョン。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 入力されたものに適用される変形のタイプ。 |
Vector Scale | 0…inf | 変形の大きさを制御するために使用される乗数。 |
Trace Steps | 1…inf | 入力されたものがサンプリングされる前のベクトルチャンネルの最大トレースステップ数。ステップを増やすと変形の精度は上がりますが、計算に時間がかかります。 |
BBox Gain | 1…inf | 出力される新しいチャンネル用に生成されたバウンディングボックスのサイズ変更を調整します。0.0の値は入力された領域を維持します。 |
Mode
モード | 説明 |
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Trace | 現在位置から開始して、入力されたチャンネルをサンプリングする前にベクトルチャンネルに沿って1以上のステップを実行します。 |
Remap Coordinates | ベクトルチャンネルにより与えられたUVW値(座標)で入力チャンネルをサンプリングします。 |
Motion Blur | 提供されたベクトルチャンネルに基づいて、入力チャンネルにモーションブラーを適用します。 |
ベクトルノイズチャンネルによるスフィアの変形 |
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アンカー | ||||
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E_Filter
入力されたチャンネルにフィルタリング操作を実行します。フィルタリング操作は、ブラーのように表示され、入力されたものの外形を滑らかにします。
使い方
このノードにより、チャンネルを滑らかにしたり、チャンネルにブラーをかけたりすることができます。
情報 | ||
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ソースのサンプルはオンザフライでサンプリングされ、ミップマップのように集計されません。これは、カーネルウィンドウが大きくなるほど、精度の高い入力の情報が失われるということです。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | フィルタリング操作が適用されるEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 演算結果を含んだEddyチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 入力されたもののValueTypeに使用可能な演算タイプのリスト。 |
Kernel Width | 0…inf | カーネルのウィンドウサイズ。すべてのサンプルがこの領域に存在します。値は距離単位で指定されます。 |
Mode
モード | 入力ValueType | 出力ValueType | 説明 |
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Box | スカラー/ベクトル | スカラー/ベクトル | カーネルサイズのウィンドウ内で3x3x3のボックスフィルタを適用します。 |
Gaussian | スカラー/ベクトル | スカラー/ベクトル | カーネルサイズのウィンドウ内で5x5x5のガウシアンフィルタを適用します。 |
アンカー | ||||
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E_FiniteDifference
入力されたチャンネルで有限差分演算を実行します。有限差分演算は、勾配の演算子などの等価の数学演算子の近似です。
使い方
このノードにより、チャンネルから情報およびまたはプロパティを抽出することができます。符号付き距離チャンネルの勾配は、ジオメトリの表面の法線の方向を示すベクトルなどです。
情報 | ||
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勾配の演算子とラプラス演算子の両方をエッジ検出器として使用することができます。勾配の大きさ、およびラプラシアンの値は、入力されたデータのエッジ付近で最大になります。 |
情報 | ||
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このノードのアウトプットのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | 差分演算が適用されるEddyチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 演算結果を含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 入力されたもののValueTypeに使用可能な演算タイプのリスト。 |
Stencil Width | 0…inf | 差分計算に使用されるサンプル間の間隔。この距離は、入力されたものに存在する最小の特徴サイズ程度が理想的です。例えば、離散チャンネルのボクセルサイズなどです。 |
情報 | ||
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データの特徴サイズが不明な場合や推定が難しい場合は、適切なStencil Widthを手動で見つけることができます。入力されたチャンネルのバウンディングボックスサイズより、はるかに小さいStencil Widthから始めます。例えば、バウンディングボックスの最も長い辺を100で割った値です。そして、ビジュアライザを使ってその結果を検証し、満足のいく詳細レベルを含んだ結果になるまで、Stencil Widthを手動で上下に調整します。 |
Mode
モード | 入力ValueType | 出力ValueType | 説明 |
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Gradient | スカラー | ベクトル | 入力されたチャンネルの勾配を計算します。 |
Laplacian | スカラー | スカラー | 入力されたチャンネルのラプラシアンを計算します。 |
Curl | ベクトル | ベクトル | 入力されたチャンネルの回転を計算します。 |
Divergence | ベクトル | スカラー | 入力されたチャンネルの発散を計算します。 |
スフィアの距離のチャンネルの差分勾配 |
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アンカー e-instancer e-instancer
E_Instancer
入力された複数のEddyのチャンネルを単一の出力としてインスタンス化します。
それぞれのaxisインプットは、インスタンスの位置と向きを表します。複数のインプットでチャンネルが与えられている場合、インスタンスの場所に、ChannelWeightを通して定義された相対的確率でランダムに入力内容が割り当てられます。Seedパラメータを変更することで、異なるランダムセットを選択することができます。
使い方
このノードは、チャンネルの複製を簡単な処理で実行します。インスタンス化はデータを明示的にコピーしないため、高速かつ効率的に実行できます。
情報 | ||
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このノードのアウトプットのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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items | EddyChannel | 1+ | インスタンス化するEddyのチャンネル。 |
axis | axis | 1+ | 各インスタンスのトランスフォームを表す1つ以上のNukeのaxisノード。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | すべてのインスタンスを含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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FieldWeights | ListViewWidget | チャンネルごとの確率のウェイト分布。 |
Mode | リスト | インスタンスの合成演算のタイプ。 |
Seed | 0…inf | ランダム分布のシード(それぞれの数値は一意の分布を表します)。 |
Ambient Value | -inf…inf | インスタンスの領域外で返される値 |
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シリンダーとボックスのインスタンス化 |
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アンカー | ||||
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E_Mask
入力チャンネルがIso valueパラメータより小さいときは常にInside値を返し、それ以外の場合はOutside値を返すことによってスカラーチャンネルからマスクを生成します。これは、空間を領域として分類したり、ユーザー指定の値をこれらの領域に割り当てる場合に効果的な方法です。
使い方
Eddyの符号付き距離チャンネルは、常に表面の内側に負の値、外側に正の値を持っています。0.0のiso値を使用し、例えば、1.0のinside値と0.0のoutside値を使用することで、スフィアのチャンネルソースなどの内側にマスクを適用することができます。結果として生じるチャンネルでは、スフィアの内側は1.0の値、外側は0.0の値になります。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | マスクの作成元のEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 生成されたマスクを含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 出力されるチャンネルのValueTypeを設定します。 |
Transform Type | リスト | このベクトルフィールドが変換されるときの挙動を指定します。ベクトルチャンネルのトランスフォームを参照してください。 |
Iso Value | -inf…inf | この閾値より小さい入力値は「内側」として扱われます |
Falloff | 0…inf | inside valueと outside value間のシーン単位での減衰距離。これを使用し、内側と外側の領域間の滑らかな移行を実現します。 |
Inside Value | -inf…inf | 入力された値がisoの閾値よりも小さい場合、この値を返します |
Outside Value | -inf…inf | 入力された値がisoの閾値よりも大きい場合、この値を返します |
スフィアによるマスクの生成 |
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アンカー | ||||
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E_Math
入力されたチャンネルに基本的な数学演算を実行します。
使い方
このノードは、ベクトルチャンネルの個々の成分を選択するというような、チャンネルデータを変更するために数学演算を適用することができます。
情報 | ||
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出力されるチャンネルのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | 数学演算が適用されるEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 数学演算の結果を含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 入力されたValueTypeに対応している数学演算のタイプ。 |
Mode
モード | 入力ValueType | 出力ValueType | 説明 |
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Absolute | スカラー | スカラー | 符号なしの入力値(絶対値)を返します。 |
Sign | スカラー | スカラー | 入力値の符号を返します(-1.0または1.0)。 |
Smoothstep | スカラー | スカラー | 入力内容に滑らかなステップ関数を適用します。入力内容は、0.0と1.0の間の正規化された入力値の範囲を持つと仮定します。 |
Pow | スカラー | スカラー | 入力されたものの2乗を返します(出力内容=入力内容*入力内容)。 |
Magnitude | ベクトル | スカラー | 入力されたベクトルの大きさ(長さ)を返します。 |
Normalize | ベクトル | ベクトル | 正規化された入力内容のベクトルを返します(1.0の長さのベクトル)。 |
Vector Component X | ベクトル | スカラー | 入力されたベクトルのx成分を返します。 |
Vector Component Y | ベクトル | スカラー | 入力されたベクトルのy成分を返します。 |
Vector Component Z | ベクトル | スカラー | 入力されたベクトルのz成分を返します。 |
スフィアの距離チャンネルの内側の手動のマスク |
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アンカー | ||||
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E_Merge
入力された複数のEddyチャンネルをまとめて合成します。
情報 | ||
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出力されるチャンネルのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
入力されたValueTypeを混在させる場合はルールが適用されます。
- スカラー/スカラーは可
- ベクトル/ベクトルは可
- ベクトル/スカラーは可
- スカラー/ベクトルは不可
情報 | ||
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ベクトルチャンネルをScalar Maskで乗算するには、まずベクトルチャンネルを接続し、その後スカラーチャンネルを接続します。 |
情報 | ||
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場合によっては、スカラー/ベクトルの合成は、3つのすべての成分への入力として、スカラーチャンネルを持つE_Componentノードを使用して、スカラーチャンネルをベクトルチャンネルに変換することで実行することができます。 |
情報 | ||
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非可換演算(減算および除算)の場合、ノードに接続され、1番目に入力されたチャンネルは、値のソースとして働き、追加された各チャンネルは、この値を減算または除算します。 |
使い方
このノードは、異なるEddyのチャンネルを単一のチャンネルに併合させることができます。チャンネルの値を併合する方法は、Modeパラメータによって制御されます。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1+ | 単一のチャンネルに併合する1つまたは複数のEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 併合した結果、生成されたEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 合成演算のタイプ。 |
First input bounds only | True/False | 1番目の入力の境界のみを使用するように指定し、そうでなければ、すべての入力境界は出力向けに結合します。 |
Mode
モード | 説明 |
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Additive | 入力されたすべてのチャンネルをまとめて加算します。 |
Subtract | 1番目に接続され入力されたチャンネルの値から、(1番目を除く)各チャンネルの入力内容を減算します。 |
Minimum | 入力されたすべてのチャンネルの最小値を計算します。 |
Maximum | 入力されたすべてのチャンネルの最大値を計算します。 |
Multiply | 入力されたすべてのチャンネルの積を計算します。 |
Divide | 1番目入力されたチャンネルを、接続されている(1番目のチャンネル以外の)すべてのチャンネルで除算します。 |
スフィアの形状をキューブから切り取る |
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アンカー | ||||
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E_Rasterize
ボクセルグリッド内にフィールドをラスタライズします。
使い方
このノードは、ボクセルグリッド内にフィールドをラスタライズするために使用できます。処理の重いノード群からなる大規模なネットワークから入力されたフィールドが作成されている場合、サンプリング処理に時間がかかることがあります。ラスタライズされ出力されたフィールドは、メモリを必要とし、精度が低下しますが、サンプリングは速くなります。大量のサンプリングを必要とする操作(例えばレンダリング)は、ラスタライズされたフィールドを使用することで恩恵を受けることができます。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | ラスタライズされるEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | ラスタライズされたフィールドを含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Voxel Size | 0…inf | 使用するボクセルサイズ。メモリ使用量と精度に大きな影響を与えます。 |
Interpolator | リスト | ラスタライズされたボクセルをサンプリングする際に使用する補間方法。詳細はInterpolatorsを参照してください。 |
アンカー | ||||
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E_Remap
入力されたチャンネルの値の範囲をリマップします。
情報 | ||
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出力されるチャンネルのValueTypeおよびModeは、最初に接続されたEddyチャンネルのValueTypeにより決定され、その後変更することはできません。 |
使い方
このノードは、入力されたチャンネルの値の範囲を他のユーザー定義の範囲にリマップすることができます。例えば、アルファマスクとして使用するために0から1の間に再配置します。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | リマップするEddyのチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | リマップの演算結果を含んだEddyのチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Ramp | Ramp | Nukeのランプウィジェットでリマップを制御します。 |
Clamp | True/False | 結果を0から1に固定するかどうかを指定します。 |
アンカー | ||||
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E_SetBounds
入力されたチャンネルに新しい境界を割り当てます。
使い方
このノードは、チャンネルの境界を変更することができます。通常、フィールドの境界は自動的に決められますが、自動的に設定される境界が何らかの理由で不十分な場合、このノードを使用して手動で境界を設定することができます。
情報 | ||
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チャンネルの境界を使用して、チャンネルの値をクリップしたり、マスクしたりすることはできません。それよりも、境界は、チャンネルの「興味深い」領域を定義していると考えてください。チャンネルは、境界の外側に値を定義することができ、さらにそれを保持することができます。例えば、エミッターは境界を使用して放出する場所を決定しますが、これは、境界の外側に隣接しているところからの値も放出されることがあるため、必ずしも正確という訳ではありません。合成演算 を使用し、正確に領域にマスクを適用してください。 |
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | 境界を変更するEddyのチャンネル。 |
bounds | EddyBounds | 1 | チャンネルに対する新しい境界。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | 新しい境界を持つ入力チャンネルを含んだEddyのチャンネル。 |
Perlinノイズチャンネルの境界の設定 |
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アンカー | ||||
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E_TransformField
チャンネルにaxisによるトランスフォームを適用します。
使い方
このノードでは、axisノードによりチャンネルを変換することができます。ほとんどのチャンネルノードにはaxisインプットがありますが、多数の入力内容から合成されたチャンネルを変換する場合など、後からグラフで変換を適用するほうが便利なことがあります。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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field | EddyChannel | 1 | 変換するEddyのチャンネル。 |
axis | axis | 1 | 変換を与えるaxisノード。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | axisによって変換されたEddyのチャンネル。 |
E_TransformFieldノードによるボックスチャンネルのトランスフォーム |
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アンカー | ||||
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E_VectorMath
入力された2つのチャンネルでベクトルの数学演算を実行します。
使い方
このノードは、Eddyのベクトルチャンネルにベクトルの数学演算を適用することができます。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
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fieldA | EddyChannel | 1 | ベクトルの数学演算fieldA OP fieldBの1番目のEddyベクトルチャンネル。 |
fieldB | EddyChannel | 1 | ベクトルの数学演算fieldA OP fieldBの2番目のEddyベクトルチャンネル。 |
Outputs出力内容 | EddyChannel | 1 | ベクトルの数学演算の結果を含んだEddyのベクトルチャンネル。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Mode | リスト | 入力されたValueTypeに対応している数学演算のタイプ |
Mode
モード | 入力ValueType | 出力ValueType | 説明 |
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Dot | ベクトル | スカラー | 2つのベクトルの内積を返します。 |
Cross | ベクトル | ベクトル | 2つのベクトルの外積を返します。 |
ベクトルの数学演算によりシリンダーの周囲の軌道を計算する |
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