ログファイルの生成
概要
HDR Light Studioのログは、オペレーティングシステム内の2つの環境変数を設定することで有効になります。HDR Light Studioは、起動時にこれらの設定を参照します。
環境変数は次のとおりです。
HDRLS_LOG_FILE
この変数により、HDR Light Studioにログファイルのファイル名とパスが伝えられます。
HDRLS_LOG_LEVEL
この変数は、HDR Light Studioに、ログファイルの詳細レベルを指示します。0から5までの範囲で設定できます。
0 = オフ
1 = 最小
3 = ある程度の詳細があり、ノイズが多すぎない
5 = 最大
Windowsでのログ取得の設定
スタートメニューから「設定」を検索し、Windowsの設定を開きます。
検索ボックスで「環境変数」と入力し、「システム環境変数の編集」を選択すると、「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
「環境変数」をクリックすると、エディターが開きます。
システム環境変数の「新規」を選択します。
以下の変数を入力し、それぞれの後にOKを押してください。
ユーザーがアクセス権を持つパスを指定していることを確認してください。この例では、主要なログがデスクトップに保存され、そのファイル名は HDRLS.logとなります。
この例では、ログレベルを3に設定しています。
システム変数のリストにこれらの変数が表示されるはずです。その後、OKを押して保存し、このウィンドウを閉じます。
注意: 今後再び使用するために環境変数を残しておきたい場合は、HDRLS_LOG_LEVELを0に設定してログの出力を無効にすることができます。
MacOSとLinuxでのログ取得の設定
最も簡単な設定方法は、ターミナルに環境変数を追加し、ターミナルを使用して3Dソフトを起動する方法です。
ターミナルを開いて、以下のように入力し、ホームディレクトリにログファイルを作成します。
export HDRLS_LOG_FILE=~/hdrls.log
export HDRLS_LOG_LEVEL=2
次に、このターミナルから3Dソフト(Cinema 4Dなど)を起動する必要があります。
cd <Path_to_3D_Software>
<Path_to_3D_Software>の部分を入力するときは、cd(とスペース)を入力し、メインの3Dソフトウェアをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップすると、パスが貼り付けられます。
次に、以下のように入力します。
cd Contents/MacOS/
次に、./Cineと入力して3Dソフトを起動し、Tabキーを押して、パスを自動補完します。例えば Cinema 4Dの場合、以下のようになります。
./Cinema\ 4D
これで、3Dソフトウェアが起動します。この時点で、ホームディレクトリ内を探すと、2つのログファイルがあるはずです。
hdrls.log
hdrls.log.live.log