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Light Looksの動作

Light Looksの動作

新しいHDR Light Studioプロジェクトを開始すると、必ずデフォルトのルックが存在します。プロジェクトには、必ず最低1つのルックが必要です。Light Looksパネルを閉じて、新しいルックの機能を使用しないこともできます。これにより、以前のバージョンの HDR Light Studio と同じように、単一のLight Listで作業することができます。

Light Looksパネルでルックをクリックすると有効になり、そのライトがLight Listパネルに表示されます。有効なルックのツリー階層のさらに上のルックも、白いテキストでハイライトされます。ツリー上の白いテキストになっている全てのルックは、Canvas上に含まれ、ショットを照らすために使用されます。このように親からライトを継承することで、親のライティングの共通セットを共有する複数のライティングデザインを作成できるようになるため、便利な機能です。ルックには、何段階もの階層を持たせることができます。

以下では、Looksのツリー階層を使用して、ライトがどのように追加され、ショットを照らすかを説明します。
 

03_16_03_0001_Light_Looks_Behavior.jpg

 

「Delete All」等の、「All」という文言を含むEditメニューのコマンドは、有効なルックに対してのみ機能します。これは、すべてのルックにあるすべてのライトを削除するわけではありません。

ライトリストでライトをソロにすると、親のライティングも非表示になり、現在のルックのソロ状態のライトのみが表示されます。

(HDR ボタンを使用して、)プロダクションのHDR コンテンツをレンダリングする際は、キャンバス上で表示されていて、ショットのライティングを行っている、有効なルックおよび親のライティングがレンダリングされます。