AOVs
AOV(任意の出力変数)ノードは、様々なシェーダーの構成要素を様々なチャンネルへ出力するメカニズムを提供します。これにより、最終画像の各シェーダーの構成要素を個別に制御したり、(フィルタリングなどの)処理を行うことができます。
E_LightGroup
Eddyのライトグループノードを使用すると、ライトのセットにラベルを割り当てることができます。
使い方
ライトグループのラベルにより、Eddy RenderAOVノードおよびNukeの両方でライトのセットを指定することができます。ライトグループは、Eddy Renderノードへの光源の入力として使用することができます。ある1つの光源を複数のライトグループの一員にすることが可能です。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
---|---|---|---|
1,2,3… | LightOp / EddyLight | 1+ | 1つ以上のNukeまたはEddyのライト。 |
出力内容 | EddyLight | 1 | 1つのEddyのライトグループ。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Light Group Name | テキスト | ライトグループの名前(ラベル)。 |
NukeとEddyのポイントライトから作成された’LightGroup1'という名前のライトグループ |
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E_RenderAOV
EddyのRenderAOVノードにより、Nukeチャンネルに出力変数を割り当てることができます。これは、 Eddy LightGroupノードと一緒に使用することにより、個々のライトグループに基づいてAOVを選択することができます。
使い方
EddyのRenderAOVノードは、Eddy Renderノードへの入力として使用され、Eddyのレンダリングプロセスにおいて、AOVを生成できるようになります。
インプット/アウトプット
接続 | ClassType | 数値 | 説明 |
---|---|---|---|
出力内容 | EddyRenderAOV | 1 | Eddy Renderノードで使用するEddyのレンダリングAOV。 |
コントロール
パラメータ | 値 | 説明 |
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Channels | リスト | このAOVのセットを保存するために使用するチャンネル。 |
AOV | リスト | 選択されたチャンネルへ出力されるAOV。 |
Override Clamp Value | True/False | ユーザー定義の出力値のクランプを有効/無効にします。 |
Output Clamp | -inf…inf | Override Clamp Valueが選択されている場合、この値がユーザー定義のクランプとして使用されます。 |
Light Groups Filter | テキスト | このAOVノードにより指定されたライトグループの名前。 |
ライトグループの選択
Light Groups Filterパラメータによりワイルドカードを使用することができます。
- グループのリストが必要な場合は、コンマ「,」を使用して各グループを区切ります。例えば、「group1,group2」は、group1とgroup2にあるすべてのライトを意味します。
- 感嘆符「!」は、否定を表すときに使用されます。例えば、「!group1」は、group1に入っていないすべてのライトを意味します。
- アスタリスク「*」は、ワイルドカードとして使用されます(つまり、1つ以上の文字のセットを表します)。例えば、「gr*」は、group1, group192, groundLights10, graduallyGoingInsaneなどのすべてのライトを意味します。
2つのライトグループに分けられた赤と青のポイントライトが、Eddy Render AOVノードにより個別にレンダリングされた例 |
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