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例1 - 太陽の拡散

例1 - 太陽の拡散

フォトグラファーが屋外でロケを行う場合、スタジオと同じように光をコントロールし、ベストな結果を得ることが必要です。そのひとつが、拡散板を使用して自然光を拡散させ、きつすぎるハイライトや硬い影を消して、より心地よいソフトなライティング効果を生み出す方法です。

https://youtu.be/qoQ4_W3ogFg

こちらのYouTube動画のスクリーンショットです: https://youtu.be/qoQ4_W3ogFg by Tony & Chelsea Northrup

HDR Light StudioのDiffusionフィルターを使用することで、この効果を模倣することができます。

下の左側のポートレートレンダリングは、小さく、そして明るい太陽から来る非常に硬いライティングです。HDRIマップの太陽の部分は、右側のレンダリングを照らすために拡散されています。これにより、よりソフトで心地よいライティング効果が得られます。太陽の明るさはより広い範囲に広がっていますが、光エネルギーの量は節約されています。

 

3Dシーンの提供:Marlon R. Nunez Marlon R. Nunez

これを実現するためのHDR Light Studioプロジェクトの設定は、以下の通りです。

左側が基のLight List、そしてComposite Lightの内容は右側へ展開されています。

Rect LightがComposite Light 2をマスクできるように、Composite Light 1を作成しました。HDRIマップのBlurフィルターを使用するために、Composite Light 2を作成しました。フィルターは、コンポジットにのみ適用できます。

次回: 例2でDiffusionの動作を見てみましょう